交通事故のむちうち症でおこるしびれの原因や治療法について
最終更新日 2022/05/28
交通事故後に手足にしびれが出てくることがあります。
特に手のしびれが出る割合が多く、頚椎から手にかけての神経が圧迫されたり、引き伸ばされたり、
神経に栄養を送っている血管のながれが極端に悪くなることでもおこります。
しびれがでてくる原因を突きとめて、それに合った治療法を施すことが大切です。
ここでは交通事故でのしびれの症状や治療法について説明していきます。
交通事故でのしびれの治療 もくじ
交通事故でおこるしびれについて
・交通事故でおこるしびれの原因
・交通事故でのしびれの症状
・交通事故でのしびれの治療法
・まとめ
・交通事故でのしびれの治療体験談
交通事故でおこるしびれについて
受けた衝撃が強い交通事故の場合は筋肉や靭帯だけでなく、神経も損傷位され、しびれが出てくることがあります。
しびれのある症状の場合は、しっかりとしびれのポイントを突きとめて治療をしていかないといけません。
神経は筋肉よりも回復が遅いため、交通事故での大きい衝撃を受けるた場合、回復にとても時間がかかってしまう場合もあります。
しびれが出るくらいの交通事故の場合はしびれが残ってしまうような、万が一のことも考えて
後々、後遺障害認定を受けられる様に準備しておくことも大切です。
そのような場合は当院でも、どのようにしたら良いかをしっかりアドバイスさせていただきます。
当院にお越しいただければ交通事故での治療を受ける際のポイントをお伝えし、
交通事故に力を入れている整形外科の先生をご紹介し、その先生に後遺症の診断書を書いて頂くことも可能です。
当院では交通事故の自賠責保険をお使いの患者様でしたら
鍼治療や矯正、ショックマスター、ラジオ波、ハイボルテージ、プロテック3などの
しびれの状態に合った保険外の施術も患者様の症状に合わせて行わせていただきます。
交通事故でおこるしびれの原因
交通事故では脳や脊髄といった中枢神経を損傷してしまうこともありますが
圧倒的に多いのは末梢神経が損傷したことによる抹消部のしびれです。
・末梢神経とは
末梢神経は背骨の中から出て、筋肉や皮膚などにつながる神経の事です。
末梢神経は脳などの中枢神経からの指令を伝える役目があり、筋肉を動かしたり、皮膚の感覚を感じる役割があります。
交通事故でおこるしびれはこの末梢神経が骨のズレや骨と骨の間の椎間板などに圧迫されたり
交通事故の瞬間に筋肉に力が入り、首がむちのようにしなることで
末梢神経が圧迫されて引き伸ばされることによってダメージを受けた結果おこります。
末梢神経は大きく分けて3つあり
・感覚神経:物に触れている感覚や痛みや冷たさなどを感じる神経
・自律神経:体温や血圧、内臓の働きを調整する神経
・運動神経:筋肉に力を入れて動かす神経
に分かれます。
交通事故でのしびれの症状
交通事故では、衝撃の受け方により、様々な神経も損傷する可能性があります。
特に感覚神経が障害を受けるとしびれや痛みが出現したり、逆に感覚が鈍くなることもあります。
運動神経が障害を受けると握力が低下したり、手足の筋肉に力が入りにくくなったりします。
筋肉の盛り上がりがなくなって、筋肉が萎縮してしまうこともあります。
自律神経が障害を受けると急に汗が出てきたり、疲れやすくなったり、身体をいつも通りの安定した状態に保ちにくくなります。
交通事故では手や足のしびれと一緒にこれらの症状が複合して起こってきます。
いずれにしてもこのような症状が交通事故後に出てきた時は
末梢神経を締め付けているポイントを見つけて治療していく事が大切になります。
・交通事故でのしびれの治療法
・交通事故のしびれの症状への手技療法
末梢神経を締め付けている筋肉や頚椎の動きを制限している筋肉を緩めていき神経の圧迫をとり除いていきます。
しびれをおこしているポイント(トリガーポイント)を直接押圧を加えていくこともありますし、筋膜リリースのように筋肉と筋肉のすき間を緩めて滑走をよくすることによりしびれを緩和させていきます。
・しびれを緩和させるハイボルテージ治療
神経が圧迫されている神経の根の部分と実際にしびれを感じている部分を結んで末梢神経が反応しやすい電気を流していきます。
日頃しびれている部位に響く神経の根を見つけていき的確にそのポイントをとらえていく治療法です。
・しびれの症状への針治療
交通事故でしびれの症状にはむち打ちで痛めやすい首の横の筋肉に針を打って柔らかくしていきます。
この筋肉のすき間を通り、手にかけての神経が走行していくためです。
そして直接どこがしびれているかを確認してどの神経がしびれているかに合わせて針の治療を施していきます。
足のしびれについても背骨から足にかけての神経の走行を読み取りながら、針を使っていきます。
・しびれへの3Dメンズ
交通事故によるダメージをうけて間もなくの頃は、靭帯や筋肉の炎症が強い時期で患部が腫れが強い時期です。
その腫れによって末梢神経が圧迫されたり、神経に炎症が伝わることによりしびれがおこります。
3Dメンズはマイクロカレントという細かい電気を流すことにより炎症を落ち着かせます。
交通事故直後からできる治療法で、病院などで何もしない方が良いと言われた方が、早く症状を落ち着かせたいとこの施術を受けにお越しになります。
・しびれへのアキュスコープ
微弱電流をながし末梢神経の炎症を落ち着かせていきます。
神経根や筋肉と筋肉の間から出てくるとことなどは末梢神経がとても圧迫されやすい所です。
そういった部位に患部の状態を読み取るアキュスコープを使用し患部に必要な微弱電流を流していきます。
通常の電器は設定した周波数の電器を流していきますが、このアキュスコープは患部の状態を読み取り、その状態に合った電気を作り出し流していく事ができるのが特徴です。読み取り、作り、流す、を繰り返し、早期に回復させます。
・しびれへのラジオ波治療
神経を締め付けている深部の筋肉を柔らかくしていく治療法です。
身体の深部は表面と違いとても温まりにくく、温泉にしっかり浸かっても深部温度は、実は1度ほどしか上がっていないと言われています。
ラジオ波を使用すると体の深い筋肉を3~4度程温めることができます。
ラジオ波をしびれの原因になっている交通事故の衝撃を受けた際の防御反応で固まった筋肉に当てていくことで神経の圧迫をなくしていくことができます。
交通事故のしびれへのがくリハの一例
しびれの神経を圧迫している筋肉のストレッチ
イスに座り片方の手を背中に回します
もう一方の手のひらで鎖骨の下を抑えます
そこから首を斜め後ろに反らせていきます
首の前側が伸びている状態を保ちます
元の姿勢に戻ります
この動きをゆっくりと繰り返し実施しましょう
・しびれている神経の通りを良くする体操
しびれている手の人差し指と親指で輪っかを作ります
輪っかを口元につけます
腕の内側が伸びるのを感じながら動かします
肘を軽く伸ばしながら首を反対側に傾けます
この動きを繰り返し実施していきます
このような交通事故後のしびれのリハビリ動画をあなたのスマホから見られるように設定していきます。
その他にも様々な治療法があり、ウォーターベッドやメドマー干渉波、高周波、超音波などあなたの交通事故のしびれの症状にに合ったメニューを選定して施術していきます。
まとめ
交通事故後にしびれが出てきた時は軽視しないで接骨院がく交通事故むちうち治療センターで交通事故に強い整形外科を紹介、併用することが大切。
しびれが残存してしまうような症状の時は、後遺症の診断書を整形外科にも行き、書いてもらう必要がある
しびれの原因は
中枢神経を損傷したか
末梢神経を損傷したか
ほとんどが末梢神経の損傷、中枢神経を損傷するとマヒなど重篤な症状がおこる
末梢神経は3種類
感覚神経:物に触れている感覚や痛みや冷たさなどを感じる神経
自律神経:体温や血圧、内臓の働きを調整する神経
運動神経:筋肉に力を入れて動かす神経
に分けられる
しびれの症状は
握力の低下、手足に力が入りにくくなる
急な発汗、疲れやすい、息切れ
感覚が鈍くなる、感覚が鋭くなり痛む
などがおこりやすい
交通事故でのしびれに適した治療法は
ハイボルテージ、手技、鍼治療、3Dメンズ、アキュスコープ、ラジオ波などがおすすめ