交通事故での関節の痛みの症状と原因、治療法について
最終更新日 2022/06/02
交通事故では首と腰のケガよりは割合は少ないのですが
交通事故の衝撃により肩や手首、膝、股関節、足首などの身体の様々な関節にも
痛みが出てくることがあります。
関節とは骨と骨のつなぎ目のことで、靭帯や関節包、筋肉などの組織が骨と骨が離れないように付着しています。
交通事故により、関節が伸ばされたり、捻られたりしてダメージを受けこの靭帯や関節包、筋肉などを傷めます。
関節のケガの場合は
保険会社にどうしてその関節を痛めたのかを理論立てての説明をしっかりしていかないと首と腰の痛みのケガと違いなかなか認められません。
接骨院がくでは事故後すぐに来ていただければ保険会社にどのようにして痛めたのかを患者さんの代わりに保険会社と話し合うこともできます。
また交通事故に力を入れている整形外科をご紹介して、整形外科の先生にも関節の痛みがどのような状態かを診てもらうことができます。
交通事故後の関節の痛みは首や腰以上に保険対応の仕方にも気を付けることが多いので注意してください。
今現在、交通事故による関節の痛みでお悩みの方はお早めに当院にお問い合わせください。
ここからは交通事故により関節を痛めるメカニズムや対処法についても説明していきます。
交通事故での関節の痛み もくじ
・交通事故での関節のケガについて
・交通事故での関節の痛みの原因
・交通事故での関節の痛みの症状と対処法
・まとめ
・交通事故での関節の痛みの治療体験談
・交通事故での関節のケガについて
交通事故での関節のケガは首と腰に次いで3番目に多いといわれています。
特に肩の関節、手首、膝、、足首、股関節、肘、の順番で痛める場が多いです。
交通事故で関節を痛めた場合は、ほとんどが捻挫の症状ですが、稀に骨折している場合もあるため
当院では超音波エコーでまずは確認していきます。確認したのちに交通事故に力を入れている整形外科をご紹介してレントゲンの検査もしてもらいます。
より精密な検査が必要であれば病院でMRIなどの検査も無料で受けることが可能です。
・交通事故での関節の痛みの原因
バイクや自転車、歩行時に交通事故にあった場合はどの関節も損傷する可能性があります。
車同士の場合に多いケガの原因は
・ハンドルを急にきったりハンドルを押したりすることでの
肩、肘、手首の関節のケガ
・ダッシュボードにぶつかったり、シートベルトに引っ張られておこる
肩、股関節、膝の関節のケガ
・急ブレーキを踏んで痛める
足首の関節のケガ
などがあります。
これ以外にも様々な原因が考えられますので、交通事故でどの方向からぶつかり、衝撃を受けたかを確認して、実際の症状と照らし合わせていきます。
・交通事故での関節の痛みの症状とその対処法
交通事故での関節のケガは
骨と骨の間に捻りが加わることによる
・捻挫の場合がほとんどです。
その他には、
骨と骨が強くぶつかったことによる
・骨打撲や
・軟骨の損傷
・骨折などはおこりやすいです。
反対に骨と骨のすき間が離れすぎると
骨が端が靭帯に引っ張られて欠けてしまう
・剥離骨折(はくりこっせつ)
になることもあります。
・捻挫の場合
関節部が腫れ、骨と骨を結んでいる靭帯が伸びてしまうため患部が不安定な状態になります。
そのような場合は固定をして安定性を高めたり、炎症を抑えることにより腫れを早く引かせることが大切です。
負傷後3日間は保冷剤などでアイシングを繰り返し、痛めた靭帯が伸びない姿勢で安静に過ごすようにしてください。
接骨院で行う治療法としては、早く痛みをとるハイボルテージや傷ついた組織の炎症をとり除くマイクロカレント療法などが効果的です。
・骨打撲の場合
骨と骨同士が交通事故の衝撃で衝突してしまい、打撲して骨のすき間が腫れてしまいます。
骨は硬い組織ですので、腫れの逃げ場がなく、腫れが引きにくいため、炎症が長引くことが多いのが特徴です。
損傷の度合いによっては骨折と同等か、それ以上の回復期間がかかる場合があります。
関節にかかる負担を和らげるように普段痛めたところに加重をかけないように気を付けて過ごします。
接骨院では傷付いた骨の組織の回復を早めるライプスという治療機器を使った施術をほどこします。
また関節部の腫れが引くように腫れを積極的に移動させる誘導マッサージや、痛みが強い場合には鎮痛効果の高い周波数を選択して立体的にながれる電気を関節に流していきます。
・軟骨の損傷
軟骨を痛めている場合は
ハイボルテージと超音波を組み合わせて治療していきます。
痛めた軟骨の場所を狙うようにして、深くに中に入る高電圧の電気と細かい超音波の振動を同時に流していきます。
また炎症が強い場合はアキュスコープやライプスなどを長い時間流すことで軟骨の修復を促進していきます。
・骨折や剥離骨折
骨が折れている場合はライプスやオステオトロンといった骨折を早期回復させる治療機器が大活躍します。
接骨院がく伊勢崎玉村交通事故むちうち治療センター限定の治療メニューにはなりますが、酸素カプセルの中に入り、高気圧酸素を取り込みながら、骨折の早期回復治療器を組み合わせて治療をすることもできます。
・まとめ
・交通事故による関節のケガは首、腰についで多い
・関節の痛みは保険会社に交通事故で痛めたと認めてもらう必要がある。接骨院などに事故状況を話し、できれば保険担当者と話し合ってもらう
・交通事故では 肩、肘、手首、股関節、膝、足首の関節を痛めることがある
・骨折の可能性がある場合は接骨院だけでなく整形外科も紹介してもらいレントゲン、MRIなどをとってもらう。
・交通事故むちうち治療センターなら交通事故に力を入れている整形外科を紹介いたします
・交通事故で関節を痛める具体的な原因
・肩、肘、手首の関節・・ハンドルをきる動作
・肩、股関節・・シートベルトに引っ張られて
・ひざ関節・・ダッシュボードに強く当たって
・足首の関節・・急ブレーキを踏む
などが原因になる
・交通事故による関節のケガの種類は
捻挫がほとんどで
骨打撲、軟骨損傷、骨折、剥離骨折になることもある